
近年にわかに注目を高めている作画AIや作曲AIなど、人間の芸術的想像力を高めるAIの進歩を受け、来るべき時代に人間とAIが共生し、人間がより自らの能力を拡張するためにAIを活用したアート作品を広く募集し、厳正な審査の上表彰する、「第四回AIアートグランプリ」の開催を決定いたしました。
審査委員長
Chairperson

メディアアーティスト・東京大学名誉教授
河口洋一郎
Yoichiro KAWAGUCHI
〈コメント〉
生成AIは世界を席巻している。
我が国の文化・芸術・歴史・先端的技術をAIによって火花を
散らして、新たな創造性を発見することも私は重要だと思う。
時代は激変の真っ只中にいて、これをチャンスと捉え、AIが
自分達をパワーアップさせると積極的な試みでクリエィティブな世界に一石を投じる事を期待したい。
新たに静止画部門も出来、表現領域がさらに拡大した事にも
期待している。
審査員
Review Comittee
※五十音順

イラストレーター・漫画家
安倍吉俊
Yoshitoshi ABE
1971年生まれ、東京都出身。東京芸術大学美術学部日本画科、同大学院修士課程修了。
アニメ『serial experiments lain』『Niea_7』『灰羽連盟』『texhnolyze』『RErideD』でキャラクターデザイン原案を担当し、『灰羽連盟』では原作・脚本も手がける。漫画作品に『ニアアンダーセブン』『リューシカ・リューシカ』『こどものグルメ』などがある。X:@abfly。

弁護士
柿沼太一
Taichi KANIMUNA
ストーリア法律事務所所属。
<コメント>
2000年に弁護士になって以降、AI・データ法務や知的財産分野に注力し、クリエイティブ業界やスタートアップの法的支援を行ってきました。アートとテクノロジーの融合が生み出す新たな価値がどのようなものになるか、非常に興味を持っています。

アニメ企画プロデューサー
諏訪道彦
Michihiko SUWA
1959年生まれ。愛知県出身。大阪大学工学部環境工学科卒業後、讀賣テレビに入社。『11PM』などのディレクターを務めた後、東京編成部へ異動。アニメ『ロボタン』で初プロデューサー。1996年『名探偵コナン』を企画プロデュース。他にドラマ『悪女』や、『シティーハンター』『YAWARA!』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』『ブラック・ジャック』など多数。2013年劇場版『名探偵コナン』シリーズで藤本賞特別賞受賞。
現在、株式会社アスハPP代表取締役。大阪芸術大学教授。

アーティスト
せきぐちあいみ
Aimi SEKIGUCHI
2016年からVR空間に3Dの絵を描くアーティストとして活動。アート制作やライブペイントオファーを世界各国から受ける。 (USA, Germany, France, Russia, UAE, Singapore, Thailand, Malaysia, Italy, Saudi Arabia and Morocco)
メタバース上に開かれた個展会場には世界中から多くの人が訪れ、ヴェネチア国際映画祭のVR部門に選出される。
2021年「Forbes Japan 100」に選出される。
第四回 AIアートグランプリ
応募要項
テーマ
作品テーマ「きせき」
審査基準
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人間らしい表現のための手段としてAIを正しく活用していること。
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独創性のある表現が行われていること。
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他者の権利を直接的に侵害していないもの。
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日本国内法を遵守していること。
応募方法
5部門の中から一つを選んで応募すること。
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A動画短編部門(5分以内)
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B動画長編部門
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C静止画部門(絵画、造形物での表現/1データ)
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D娯楽部門(マンガ、音楽、インスタレーション、インタラクティブアート、ゲーム、ハード、パフォーマンス等)
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E技術革新部門(クリエイティブに役に立つツール、テクノロジー等)
応募条件
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AIを利用して作られた動画、静止画、漫画、音楽、ゲーム、ハードウェア、パフォーマンス等の表現物やツール等であること。
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実際に利用したAIモデルとシード値、プロンプト、ファインチューニングに使用したデータセットなど、生成、作成に至るまでのプロセスを審査委員会に開示できること。
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AI生成物を人間が加工したものであること。(技術革新部門は除く)
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タイトルをつけること。
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娯楽部門、技術革新部門で体験時間が概ね5分を超える作品に関しては、3分以内で作品内容がわかるダイジェスト動画を同時に提出すること。
審査方法:一次審査
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審査は非公開で実施するものとする。
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部門別に最優秀賞(1作品)、優秀賞(若干数)を決定する。また静止画部門においてはTHIRDWAVE賞(1作品)を決定する。該当作品無しの場合もある。
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2025年10月中旬にAIアートグランプリ公式Web等にて結果を発表する。
審査方法:最終審査
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2025年11月8日(土)11時からベルサール秋葉原・地下1階(東京都千代田区)にて最終審査会を実施する。(「AIフェスティバル 2025 Powered by THIRDWAVE」会場内)
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出席者は各部門の最優秀賞、優秀賞受賞者とTHIRDWAVE賞受賞者とする。
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最終審査会に参加する際の交通費、宿泊費等は自己負担とする。
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最終審査会はオンラインにてライブ配信を実施する。
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当日は最終審査会のリハーサル実施のため午前9時に会場集合とする。
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出席者は下記の条件で作品のプレゼンテーションを行う。
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持ち時間は3分以内とする。
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作品を紹介するだけのプレゼンテーションは禁止。必ず作品の作成方法、制作過程等に言及すること。
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PowerPoint等を使用する場合は表紙も含め5ページ以下とする。尚ページに動画を埋め込んだ場合は1ページと見なす。
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動画のみによる、出席者が発言しないプレゼンテーションも認める。
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プレゼンテーション時のネットワーク環境は事務局としては用意しない。
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ライブ配信に際して権利的に問題がないかの事前確認が必要なため、プレゼンテーションに使用するデータは2025年10月31日までに提出するものとする。但し提出後も軽微な修正に関しては許可する。
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プレゼンテーション後、審査員との質疑応答を実施する。
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ライブ配信に顔を出したくない場合は、マスク、仮面等で素顔を隠すことを、審査員との質疑応答に支障をきたさない範囲で許可する。
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最終審査会に出席できない受賞者は、2分30秒以内のプレゼンテーション動画データを2025年10月31日までに提出するものとする。尚、審査員との質疑応答は実施しない。プレゼンテーション動画データの提出が無い場合は失格とする。
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作品展示
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最終審査に進んだ作品は「AIフェスティバル 2025 Powered by THIRDWAVE」会場に展示する。
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「静止画部門の絵画作品以外」はモニターでの展示とする。モニターで流す展示用データを2025年10月31日までに提出する。展示用データは「作品のみ」「エントリー時に提出したダイジェスト動画」「最終審査会プレゼンテーションで使用する動画」と重複しても構わない。
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「静止画部門の絵画作品」はプリントアウトした形式での展示とする。プリントアウトの仕様はAIアートグランプリ事務局の判断で決定する。
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「静止画部門の絵画作品」の展示に際して、プリントアウトではなくモニターでの展示を希望する場合は、一次審査通過時にAIアートグランプリ事務局に申し出るものとする。
最終審査結果
結果、賞金、副賞は以下の通りとする。
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グランプリ(1作品):賞金15万円/副賞:GALLERIAデスクトップモデル
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準グランプリ(1作品):賞金10万円/副賞:GALLERIAノート
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審査員特別賞(1作品):賞金5万円
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最優秀賞:賞金3万円
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優秀賞:賞金2万円
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THIRDWAVE賞:賞金5万円/副賞:次回のAIフェスティバルのキービジュアルに採用
※該当賞の中の最大金額のみの支払いとする。
※審査員特別賞は該当作品無しの場合もあり。
以上
作品エントリー
期間:2025年8月1日(金) 15:00 〜 2025年9月15日(月) 23:59 まで


※写真はイメージであり、副賞とは必ずしも同一ではありません。
第四回 AIアートグランプリ
賞金
グランプリ(1作品):賞金15万円/副賞:GALLERIAデスクトップモデル
準グランプリ(1作品):賞金10万円/副賞:GALLERIAノート
審査員特別賞(1作品):賞金5万円
最優秀賞:賞金3万円
優秀賞:賞金2万円
THIRDWAVE賞:賞金5万円/副賞:次回のAIフェスティバルのキービジュアルに採用
※賞金は該当賞の中の最大金額のみの支払いとなります。
(例:準グランプリとTHIRDWAVE賞をW受賞した場合の賞金は10万円)
※審査員特別賞は該当作品無しの場合もございます。
〈一次審査 結果発表〉
2025年10月上旬
2025年11月8日(土) 11時~
ベルサール秋葉原にて最終審査会実施
(AIフェスティバル 2025 Powered by THIRDWAVE 会場内)
※詳細は公式Web、公式Xにて随時発表していきます。
※内容、スケジュールは事前告知なく変更になる場合がございます。ご了承ください。